有吉弘行
有吉弘行

 タレントの有吉弘行(48)が、年末に開催されるNHK紅白歌合戦への出場の可能性を示唆し、話題になっている。

「11月20日放送された、自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』でのことですね。有吉さんは番組冒頭で毎年、大晦日は仕事を入れない主義だと話しはじめると、今年の紅白出場者に純烈がいることに言及。

“今回、小田井(涼平・51)がラストにあたって…今年ダチョウ倶楽部さんの2人を(入れて)『純烈ダチョウ』ということで一緒にユニット組んで、僭越ながら私の歌ってた『白い雲のように』(猿岩石・1996年)をカバーってことで、この半年くらいかな活動してらっしゃったじゃない?……これ俺ない、チャンス?”と紅白出場へ前のめりな様子。

 続けて、有吉は“小田井さん最後だから、一曲で終わらないと思うんだよね”と歌唱曲の予想まで始めると、“これは『白い雲のように』をダチョウさん2人で盛り上げて歌うでしょ? その時に俺に声かかってもおかしくないでしょ?そんで竜さん(上島竜兵さん・享年61)居ないわけだからちょっと寂しいじゃない? そうすると、そこに俺が参加して竜さん思いながら『白い雲のように』歌って、ちょっと涙流すくらいの演出はNHKサイドに提案もしたいよね”と、登場シーンの細かい演出にまで言及していました」(芸能誌記者)

 さらには、NHKとの因縁を告白する場面もーー。

「有吉さんは、自身のサプライズ出演を話すことにためらいはない、とNHKサイドに気持ちを伝え、さらには“最初で最後のチャンスだと思ってるね。『白い雲のように』が売れた年は(紅白から)まったくお声が掛からなかった。なぜだ? ってめちゃめちゃ腹立ちましたけど…その恨みもあったけど、今回(サプライズ出演で)もうこれで和解かな、紅白とは。冒頭でも言いましたけど、12月31日仕事しないのは…そういうことなんで。スケジュール空けてるのは、理由は1つだよね。紅白一本釣りです”と高らかに宣言。

 この有吉さんの力説ぶりに、同番組のアシスタントである笑いコンビ・デンジャラスの安田和博さん(55)も手を叩いて爆笑していましたね」(前同)

 有吉が猿岩石時代にリリースした『白い雲のように』は、発売当時113万枚を超える、ミリオンセールスを記録。その年の『日本有線大賞』新人賞を受賞したほどの、記録にも記憶にも残る大ブームを巻き起こした。

「確かに、今年の紅白では目玉になるようなサプライズ出演が少ないことが問題視されていたので、もし、紅白に有吉さんが出場することがあれば、話題性はとてつもないですよね。

 紅白出場者の選考項目の1つに『番組の企画・演出』というものがある。詳細な説明はありませんでしたが、ネット上ではNHKの番組への貢献度などが基準ではないか? と言われています。有吉さんは現在、NHKで『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』というレギュラー番組もあって、貢献度という部分でもバッチリです。

 さらに、大晦日を空けているというスケジュールの部分や、今回の出演者ではめずらしい芸人歌手という部分でも、話題性は十分あるんじゃないですかね」(前同)

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