本田圭佑選手
本田圭佑選手

 11月23日に行われた「FIFAワールドカップ2022」の「日本vsドイツ戦」で、日本は2-1で劇的な勝利を収めた。試合を放送したNHK総合の視聴率は、関東地区の平均世帯視聴率が35.3%。瞬間最高世帯視聴率は、40.6%だった。また、インターネットテレビ局ABEMAでも同時に放送され、同時視聴者数は1300万人を突破。同局の最高記録を塗り替えた。

 ABEMAでは、実況をテレビ朝日の寺川俊平アナウンサー(34)が担当し、元日本代表選手の本田圭佑(36)が解説として登場、そのコメントが話題を集めている。

 本田は現役のサッカー選手でありながら、2018年にカンボジア代表のゼネラルマネジャー、監督に就任しているという立場から、「監督目線」で解説を展開。

 日本代表は「4バック」のシステムを採用していたのだが、前半の終了間際で「(カナダ戦で)3-4-3で機能したんで、シフトすればいい。できないのかな」と「3バック」を提案。すると、後半開始直後にフォワードの久保建英(21)とディフェンダーの冨安健洋(24)が交代し、「3バック」にシステムが変更された。

 また、左サイドに三笘薫(25)が投入されると、「左利きの選手を置くと多分、三笘さんのところのスペースが使える」と、左利きの堂安律(24)の投入を提案。すると直後、森保一監督(54)は堂安を投入。

 本田は選手交代の采配をピタリと的中させたことになり、その論理的な解説に「わかりやすい」「的確すぎる」というコメントが殺到した。

 一方で「ギュンドアンウザいな」「副審がオフサイドじゃないよみたいな雰囲気出してるんすよ」、リュディガー(29)のステップに「今のは性格悪い。とバカにしたような走り方」とコメントするなど、感情をあらわにするシーンもあり、同じく元日本代表選手でピッチ解説として登場したヴィッセル神戸に所蔵する槙野智章(35)とのやりとりも視聴者を楽しませていた。

 また、試合終了後にはスタジオゲストとして登場したプロ顔負けのサッカー知識で知られる日向坂46影山優佳(21)とのやりとも話題に。

 影山が「後半、フォーメーション変更がありましたが、どこが効いたと思いますか」と問うと、本田は「5枚にしたところですね。ただ、前半のうちに変えることができるようになれば、日本のレベルはもっと上がる」と返答。

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