玉森裕太主演『祈りのカルテ』“実は良作”も日テレ大誤算の今期ドラマ最大不幸、キンプリ騒動『クロサギ』お化けドラマ『silent』ガチリアル路線『PICU』の越えられぬ壁の画像
※画像は日本テレビ『祈りのカルテ』公式サイトより

 KisーMyーFt2の玉森裕太(32)主演の土曜ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』(日本テレビ系)の第7話が、世帯平均視聴率が6.7%(ビデオリサーチ社調べ/関東地区)と、演者や内容は高い評価を受けているものの今期ドラマの中で伸び悩んでいる。

 同ドラマは、現役医師で作家の知念実希人氏の同名人気小説が原作。純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森裕太)が、人の顔色を読み、カルテを読み解くことで、ワケありの患者たちの“心の謎”を解き明かす、心温まる医療ミステリー。

 11月19日放送の第7話は、救命救急科で研修を受ける諏訪野と牧村(濱津隆之/41)は、揃って夜勤を任される。指導医の柚木(観月ありさ/45)は「考えるな、感じろ」がモットー。あらゆる患者が来る救命救急科では、治療に迷っている暇などないという。

 そんな中、駅前の繁華街で「動けなくなった」と自ら救急要請し、秋田竜也(やべきょうすけ/49)という元暴力団の男が意識障害で緊急搬送されてくる。諏訪野は柚木の指示でブドウ糖を投与するが、秋田は激しくけいれんを起こして……という展開。

 今回は秋田と母親、研修医の冴木(矢本悠馬/32)と外科医の父親、さらに曽根田(池田エライザ/26)と肝硬変の持病を持つ母親という、それぞれの親子の物語が描かれた。さらに、最後には、実の父親を亡くしたはずの諏訪野と、意外な人物との関係を匂わせていて、メインキャストの背景がじょじょに明らかになってきそうだ。

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