■真っ二つに切断された乳牛も
今回公開されたドキュメンタリーのPVでは、被害に遭った牛をモザイクなしで放送している。
「PVでは、OSO18を追う地元のハンターがインタビューに答える場面があり、そこでは“食べるためじゃないどう見ても”という言葉と共に、無惨にも真っ二つに惨殺された数々の乳牛の映像もあり、その異様な行動の様子が分かります。
ホラー映画を彷彿とする不穏なBGMと相まって、絶大な効果をあげています」(前同)
また今回の特集のナレーションは大御所俳優の國村隼(67)が担当しているため、映像が一気に迫力が増す。
「このヒグマの出現で、標茶町の生活は一変。襲撃の対策として、牧場の牛は放牧するエリアが縮小し、ほとんどを牛舎に引き上げることになったそうです。被害総額は数千万規模に上ると言います。さらには外出も控え、子どもたちも外で遊ぶこともままならないとか……。
しかし、なにより恐ろしいのが、いまだにOSO18を捕獲できていないということなんですよね……」(前同)
NHKスペシャルでも特集されるOSO。はたして、退治される日は来るのかーー。