“ペア碁”を通じてつながり合う群像!漫画『群舞のペア碁』は囲碁をよく知らない人にも読んでほしい傑作の画像
※画像は『群舞のペア碁』第3巻表紙

 知力や精神力、忍耐力などを駆使して競い合う「囲碁」。1対1の孤独な戦いというイメージが強い競技だが、実は「ペア碁」という囲碁のダブルスのような競技が実在することをご存じだろうか。

 漫画:高木ユーナ氏、監修:藤沢里菜 女流本因坊による『群舞のペア碁』は、そんな知られざるペア碁の世界を描いた囲碁漫画である。「でも囲碁ってよくわからないし……」と思ったあなたも大丈夫。本作はペア碁の魅力はもちろん、この競技に魅せられた人間たちのドラマもていねいに描いているので、囲碁の知識がまったくなくてもぐいぐいと引きこまれるはずだ。今回の記事では、笑って泣けてアツくなれる、そんな『群舞のペア碁』の魅力について紹介させていただきたい。

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