■コア視聴率健闘の『ジャンクSPORTS』が終了危機なワケ

 浜田が長年にわたってMCを務めている『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)も、2023年3月をもって終了する可能性があるという。

「11月20日の世帯視聴率は6.1%、コア視聴率は4.1%と決して悪くはありません。日曜20時といえば、1週間のうちで最も高いコア視聴率を誇る『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』など、超強力な番組が並びますが『ジャンクSPORTS』も大健闘しています」(前出の制作会社関係者)

『ジャンクSPORTS』は2000年4月にスタートし、2010年3月に最終回を迎えている。その後、特別番組として不定期で放送され、2018年1月には再びレギュラー番組としてスタートした。

■「フジテレビ大嫌い説」も浮上する浜田雅功だが……

「浜田さんには“フジテレビ大嫌い説”が根強くささやかれてきたんですが『ジャンクSPORTS』だけは特別だったんです。浜田さん本人がインタビューで番組について“これまで(番組で)一緒にやってきたアスリートとかスタッフも、自分にとって財産”とまで語っているほど。

 かつてはスポーツ局も制作を担当していて、また“浜田さんだから”という理由で驚きのトップアスリートも出演してくれます。スポーツ界でも高く評価されていて、視聴率も高い。そんな番組に終了の話が出ている理由としては、どうやら“山場”の問題があるようです。

 東京五輪やサッカーワールドカップなど国家的イベントが、テレビ局にとっての“山場”、勝負所として設定されていたのですが、2021年夏に五輪は終了、現在開催中のW杯では日本代表がベスト16と大健闘し、大盛り上がりを見せました。間もなく終了するワールドカップとともに番組の役割も終わった、ということなのかもしれません。

 そして同時に言われているのが、地上波テレビでスポーツを放送することが限界を迎えているという事情ですね」(前同)

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