キンプリ・高橋海人、役者としての実力を証明した浸透度の高さ『ボーイフレンド降臨!』で見せた3つの顔の画像
※画像はテレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』公式サイトより

 King & Prince高橋海人(23)主演の『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)は、人生に行き詰まりを感じている2人の女性が、12歳年下の記憶を失った謎の青年に出会うことで始まる三角関係のラブコメディーだ。第9話(最終話)は、漆畑澄人の記憶を戻したアサヒ(高橋海人)が、自分が大切なものを気づかせてくれた人たちの力になり、かしこ(桜井ユキ/35)に真っすぐな気持ちを伝えて結ばれるという、最高のハッピーエンドに胸がいっぱいになった。

■自分の大切なものが見つかった最高のハッピーエンド!

 漆畑澄人の記憶が戻ったアサヒは、二つの人格を併せ持ったハイブリット型の男になっていた。絵を描くことの楽しさや、褒めてもらえる喜びを思い出させてくれたのは、かしこであり、渉(田中みな実/35)であり、会社のみんなだ。記憶を失って何物でもなかった自分に優しくしてくれた人たちの力になりたくて、会社の存続がかかったコンペに再チャレンジすることになった。

 携帯を水没させて音信不通になっていたかしこを探し出し、漆畑澄人として迎えにいくのだが、あくまで仕事をするパートナーとして迎えに来たのがいい。現代美術家としてかしこと仕事をしたいという意思は、仕事第一で生きてきたかしこにとって、この上ない幸せだろう。自分に期待することをやめ、つらいことにも鈍くなっていた日々を過ごしていたかしこだが、澄人も同様に精神的に行き詰っていた。

 だけど、2人だったら大きな仕事にチャレンジできるし、難しいことも一緒なら乗り越えられるのだ。自分を高めてくれる最高のパートナーだとお互い認識できるって、なんて幸せなことだろう。

 再コンペを終わらせ、ゲリラアートの作者であることを認めて謝罪し、政治家の父親に話をつける澄人は、大人の男性になっていた。その上で、かしこを迎えにいって好きな気持ちを伝える男らしさがすてきで、それを受け止めたかしこもかわいらしかった。正面からお互いを受け止め、抱きしめあう二人が美しくて、胸がいっぱいになる。お互いが必要とする相手に巡り合えて思いを通じ合わせる、最高のハッピーエンドだった。

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