昭和の時代からテレビで活躍してきた大御所たちが、姿を消し始めた。
■サンデーモーニングを降板
先日、TBSの日曜朝の報道番組『サンデーモーニング』の総合司会を、36年間も務めてきた関口宏(80)の番組降板が発表された。
「来年3月いっぱいで勇退することになりました。最近は失言が多く、出演したゲストから苦言を呈されることもあり、いつ、肩叩きされてもおかしくない状態でした」(民放局関係者)
ただ、テレビ局側からすると、“切りたくても切れない事情”があったという。
「関口はTBSの株主の一人という話もあり、無下には扱えない。そうした事情もあって、来年4月から、BS -TBSで関口の新番組が放送される予定です」(制作会社関係者)
BSへの“移籍”は、功労者に対するテレビ局の配慮のようだ。
■アッコにおまかせ!も
同じく、TBSが誇る長寿番組『アッコにおまかせ!』も、終了の危機に瀕している。
「前の時間帯に放送されている『サンデー・ジャポン』から、『アッコ~』に移ると、視聴率がガクンと落ちる。局内で、それが問題視されているんです」(前出の民放局関係者)
当然、MCを務める和田アキ子(73)への風当たりも強くなっているようだ。
「まずは金銭面。和田さんとは年契約ですが、金額は1億円超ともいわれ、かなりの負担になっているようです。それに加え、“米炊き問題”も挙げられています」(前同)
聞き慣れない“米炊き問題”とは何なのか?
「数年前から収録時に弁当を用意するだけでなく、米を炊いてオードブルを用意するようになったんです。若手局員は、“そこまでする必要があるのか”と、あきれていますよ」(同)