11月11日に札幌で初雪が観測され、同13日に東京で3年ぶりとなる木枯らし1号が吹くなど、冬の足音が日増しに近づく日本列島。
温かい食べ物が恋しくなる季節に、ピッタリの新商品が登場した。
■元祖B級グルメライター田沢竜次も「絶品」
「うどんチェーンの『丸亀製麺』は、11月14日から“生七味香る 神戸牛旨だしうどん”(並990円)を販売。高級ブランドの神戸牛を使用した数量&期間限定品として、大きな話題を呼んでいます」(グルメ誌記者)
このメニューを販売日にさっそく食べたという、元祖B級グルメライターの田沢竜次氏は、こう語る。
「注文が入ってから特製だしで神戸牛の赤身肉を炊くこだわりようで、その分、肉の風味や、とろけるようなサシ(霜降り)の食感が際立っていて、絶品でした。生七味のピリッと辛いアクセントもあって、体が芯から温まります。寒い日にはよりおいしく感じるはず」
この冬は他にも、こだわりのうどんが販売中とのことで、今週は、専門家協力のもと、うどんチェーン大手4社の商品から、食べ得8品を紹介しよう。
■濃厚な生卵と明太子を絡めて
まずは、丸亀製麺のレギュラー商品の「明太釜玉うどん」(並560円)から。
「コシの強いモチモチ麺こそ、丸亀製麺の真骨頂。それを味わうなら、濃厚な生卵と明太子を絡めた、この商品が一番です。そのままでもおいしいですが、レジ横の揚げ玉をのせると、味に、よりパンチが出ます」(前出のグルメ誌記者)
パンチなら、『はなまるうどん』の「塩豚ねぎうどん」(小590円)。特製塩ダレを絡めた豚バラ肉と、たっぷりの青ネギがのったボリューム満点の一杯だ。ガッツリ食べたい人は、ぜひ。
対して、あっさり派には、同じく、はなまるうどんの「ゆずとろろ昆布」(小450円)を推したい。
「フンワリとした、とろろ昆布のうま味と、爽やかなユズの風味が食欲をそそります。優しい味わいなので、飲み会後の締めに、ピッタリです」(前出の田沢氏)