■事務所の先輩・内村光良と明かした一夜
池田「事務所が同じで、内村さんの単独ライブ『内村文化祭』にも、ゲストで呼んでいただいたこともありました。とはいえ、大御所ですからね。僕たちみたいなのが、簡単にLINE交換などできないんですが」
宮澤「池田がグイグイ迫ったんです、内村さんに」
ゆま「LINE交換を?」
池田「はい(笑)。まず内村文化祭の後、内村さんに“カラオケに行きませんか?”と言ったんです。そしたら周りがざわついて」
宮澤「俺も“こいつ、何やってんだ?”とビビりましたよ。内村さんになれなれしく、そんなお誘いをするなんて……。ましてや、内村さんは翌朝、ロケが入っていたんです。
だから、今日は早くに帰らないといけないとマネージャーさんに言われていたようでしたし、俺たち、クビになると思いました(笑)」
池田「だけど、内村さんは優しくて、“おお、いいよ”と言ってくれて……。朝までカラオケにつきあってくれたんです。そのときに、LINEも交換させてもらいました」
ゆま「すごっ! やっぱり、勇気を持って行動することが大事なんですね」
池田「僕も必死だったんです。内村さんと仕事をさせてもらえる機会なんて、これが最後かもしれない。だから、なんとしても仲良くなりたいって」
ゆま「熱意が伝わったんですね」
宮澤「さらに池田は、そのとき、“今度は、みんなでバーベキューをやりましょうよ”と言いだしたんです。すると、内村さんは“いいね”と言ってくださって……。お忙しいのに、わざわざ時間を作ってくれたんです」
ゆま「内村さん、めっちゃ、いい人ですね。池田さんの積極性もすごいけど」
宮澤「内村さんをはじめ、他の共演者の人やスタッフも、池田が提案したバーベキューのために、時間を作ってくれました。ところが、当日……」
ゆま「な、何かあったんですか?」
宮澤「言い出しっぺの池田が“僕は体調不良で行けません”と……“おまえ、ふざけんな!”と思いましたよ。内村さんがバーベキューに来てくれるんだから、多少の体調不良なら来い!と思いましたよ」
ゆま「アハハ。あ、でも、コロナ禍の頃なら……」
宮澤「これはコロナ禍前の話なんです」
池田「いや、でも、内村さんに風邪をうつしたら、まずいだろ」
宮澤「まあ、そりゃ、そうだけど……」
ゆま「いろんな意味で、池田さんは度胸があるんですね」(次号につづく)
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