今年の大阪杯は豪華メンバーとなりそうだ。キズナ、エピファネイア、メイショウマンボとGⅠ馬が集まりファンの注目度も高い。
聞くところでは、指定席の事前予約分も発売開始から10分ほどで売り切れとなったようで、当日はかなりの観客が詰めかけることが予想される。

さらに言えば、レース結果もその観客たちの満足するものになるのではないだろうか。
なぜなら大阪杯は人気馬が強いレースだからだ。

過去10年の大阪杯で全馬を均等買いした場合の回収率は単勝49%・複勝68%。
この数値は75~80%が標準なので、それより数値が低いということは、人気上位馬が馬券に絡む頻度がほかのレースより高いことを示している。

さらに人気順別成績で見ても、過去10年の1番人馬は﹇6211﹈。
今回1番人気はキズナかエピファネイアか微妙なところだが、共倒れということは考えにくい。

そのキズナとエピファネイアではどちらが上なのか、はたまたメイショウマンボが食い込んでくるのかということが問題だが、今回に限っては◎エピファネイアが有利と考える。

大阪杯は2000メートルの重賞だが、勝っている血統を見るとむしろもっと長い距離に向きそうな名前が見つかる。
自身が菊花賞馬であったマンハッタンカフェや、種牡馬として長距離向きのステイゴールドやオペラハウスといった馬たちだ。
また、ダンスインザダークも2着馬を2頭出している。

エピファネイアの父シンボリクリスエスとキズナの父ディープインパクトをどちらが長距離向きと決められるものではないが、エピファネイアは自身が菊花賞をこなしているという裏付けがある。

今回はカレンミロティックがいることでSペースはない。
エピファネイアとキズナはいずれも決め手勝負の得意な馬だが、血統構成的に持続力勝負ができそうなのはエピファネイアのほう。
この観点からもエピファネイアを今回は上位に取りたい。

▲キズナはどちらかというと天皇賞春で買ってみたい。
むしろ今回は○メイショウマンボが割って入ってくる馬券に妙味があるようにも思える。

△筆頭はショウナンマイティ。
安田記念2着はあるがやはり中距離のほうがいいだろうし、前走は馬場も応えた。
あとは今回有力馬がみな後ろから来るので△カレンミロティックの粘り込みも警戒したい。

本日の新着記事を読む