ポカポカ陽気のこの季節。仕事中にもつい眠くなってデスクでこっくりこっくり、なんて人も多いのでは? よい睡眠は健康に欠かせないもの。厚生労働省でも「健康づくりのための睡眠指針検討会」というものを設置し、国民の健康のため、毎年さまざまな研究、発表を行なっている。

検討会ではまず適切な睡眠時間を成人で6.5時間~7.5時間、60歳以上では6時間としている。一般には十分な睡眠時間として8時間が目安とされているが、それより短くても十分。むしろ長く眠ると逆に熟睡感が減るため、よくないとしている。疲れが溜まっているからといって、むやみに長く眠るのもよくないのだ。

また検討会ではリフレッシュのための昼寝もすすめている。夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響があり、長い昼寝も寝覚めがぼんやりしてしまうため、時間としては午後3時前までに20~30分というのが適切のようだ。昼寝を認めている会社はまだまだ少ないだろうが、昼寝をすることで頭はスッキリし、仕事の効率もアップする。思い切って上司にかけあってみてはどうだろう。

よい睡眠が体にいいとわかっていながら、なかなか寝付けずに悩んでいる人も多いだろう。快適な睡眠のためにはまず規則正しい生活、夜にカフェインを取らない、などの他、就寝前に体をリラックスさせることも大事。軽い読書、落ち着いた音楽を聞く、ストレッチをする、ぬるいお風呂に浸かる、さまざまな方法を試してみよう。

もしそれらでも効果がない場合、耳栓をするのがおすすめです。都市部では夜になっても車の走行音など、意外と騒音が多いもの。それらをシャットアウトすれば、思った以上にリラックスできる。最近の耳栓はフィット感がよいため、装着感が気にならないのも嬉しい。よい睡眠をとって、快適生活を送ろう!

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