国立社会保障・人口問題研究所の2012年度調査によると、30から34歳の独身男性の童貞率がここ15年で25%程度と横ばい数字。いっぽう、国土交通省の2012年度「国土交通白書」では、1995年から2010年で30から34歳の男性未婚率が約10%上昇。この数字から、独身者が増えているのに童貞者数が変わらないということは、童貞のまま三十代になった人が増えたということになるのだが、40代になると童貞率数値はどれくらいになるのだろうか?

日本家族計画協会(JFPA。こんな組織があるんですね!)の調査によると、40から44歳の日本人男性の7.9%が童貞という結果に。同じく40から44歳の未婚男性を対象とした別の調査では、18.4%が童貞という結果もあり、数値に大きな開きがある。平均すれば約13%となり、この数値からすると30~34歳の童貞男子が、10年後に童貞を喪失するのは約2人に1人の計算。

ちなみに、30過ぎの童貞は「魔法使い」と呼ばれているそうだが、最近は「ヤラミソ」と呼ぶのが流行っているらしい。ということは、40過ぎの童貞は「ヤラヨソ」ってことになる?

未婚率が上昇し、セックスしない(できない)男が増えると処女も増えるわけで、日本家族計画協会調べでは、20代で21%、30代で7%という結果。これを見る限りでは女性のほうがセックス経験率は高いのだが、世界的に見ればまだまだ日本人はセックスしなさ過ぎ。その現実が、童貞率で浮き彫りにされた感じだ。

目先の景気対策だけでなく、少子化問題改善にももっと力を入れないと、日本の未来はお先まっくら。とにかく、ヤリまくることが日本の将来を救うことになるのだ。臭い童貞や処女はさっさと捨ててセックスに励みましょう! かといって、犯罪に走ったらダメですよ。

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