世界初の自動車は1769年にフランスで作られた蒸気自動車。
前輪ひとつ、後輪2つの三輪車で、先端に大きなボイラーがあり、時速3~6キロで走りました。

日本では明治37年(1904)、国産第一号自動車が完成しています。
動力は蒸気でした。

国産初のガソリン車が登場するのは、3年後の明治40年です。

いま走っている車で台数が最も多いのはガソリン車ですが、やがて、それを抜くと見られているのがハイブリッドカーと電気自動車。

ハイブリッドカーはガソリンエンジンと電気モーターの両方を搭載した車。
ガソリンを一切使わないのが電気自動車です。
古いタイプの車が、新時代の車に淘汰されつつある。イメージ的にはそんな感じです。

しかし実際は、ハイブリッドカーも電気自動車も、それほど新しくはありません。
いずれも100年以上前から存在していました。

コストが高く、性能もイマイチだったので、積極的に作られなかっただけです。

ガソリン車、ハイブリッドカー、電気自動車。
この3タイプのうち、蒸気自動車の次にできた最も歴史の古い車は?


答え :電気自動車。ガソリン車より30年ほど早い1830年代に初登場している。

出題:浜川卓也

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