シーズン終盤に差し掛かり、ますます盛り上がりを見せる欧州サッカー。そんななか、ギリシャサッカーでのとんでもない光景が動画におさめられ、話題となっている。

4月16日に行われた、PAOK 対オリンピアコスのカップ戦。すでにリーグ戦を制しているオリンピアコスをホームに迎えてPAOKサポーターがアツくなったのか、選手入場がはじまるやいなやゴール裏で多くのサポーターが一斉に発炎筒を点火。すぐさま観客席は火事のように真っ赤に染まってしまう。そして発炎筒のウェーブはそのままスタンド全体にまで拡大し、もはやスタジアムは“火の海”状態に。爆発音が響き渡り、周囲は煙でまったく見えず。「暴動が起きた!?」と思ってしまう壮絶さだ。

試合中止になってもおかしくないような光景だが、実はこのあと何事もなく試合は行われ、ホームのPAOKが1-0で見事勝利を収めた。動画をよく見ると、こんな火の海状態にあってもサポーターは歌をうたい続け、選手を激しく鼓舞し続けている。これくらいの「応援」は、ギリシャではフツウなのかもしれない。

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