現職警官がストーカー事件の加害者となり、相手の女性に銃弾3発を撃ち込み、射殺。自らも拳銃自殺する衝撃の事件が起きたのは07年8月21日のことだった。

立川署地域課の巡査長・友野秀和容疑者(40)は、地元キャバレーに勤めるYさん(32)に恋愛感情を抱き、週に1~2度通って、長時間指名。何度もプレゼントを贈って求愛したが受け入れられず、ストーカー化してしまう。
「1日に何十回も電話をかけるのは序の口。Yさんの自宅の外に朝まで立ったり、彼女が旅行に行く際には、羽田空港で待ち伏せしたこともあるといいます。Yさんは、その行為を店長や友野容疑者の同僚である警察官にも相談し、注意してもらいましたが効果は上がらず。耐えられなくなった彼女は、店を辞めると宣言。18日に一度、帰省し、20日に自宅に戻ってきています。Yさんが店を辞めると、彼女との接点が失われてしまうことを恐れたんでしょう。思い余った友野容疑者は自宅に押しかけ、凶行に及びました」(全国紙記者)

当初、一部報道で「Yさんが招き入れた」などと書かれたが、その後の調べで友野容疑者が「(盗んで作った)合鍵を持っていた」ことが発覚。自宅にいるのを外から確認し、無断で鍵を開けて侵入したというのが真相のようだ。

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