妹やライバル、幸せに対する妬みも!の画像
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高知市でも有数の進学校に通う私立高1年の姉が、3歳年下の公立中1年の妹を刺殺するという、あまりにもショッキングな事件が起きたのは、92年3月5日早朝のことだった。

2人を知る人は「仲のいい姉妹だった」と口を揃えるが、学業成績もよく、容姿にも恵まれた姉がなぜ、中高一貫校の受験に失敗し、容姿でも見劣りがする妹を殺さなければならなかったのだろうか?

「警察の調べに対し、姉は"陽気で明るい性格の妹に妬みのような感情を抱いていた"と供述しました。受験に失敗した妹を両親が気遣うあまり、疎外感を感じた姉は妹を憎むようになったのではと言われています」(地元紙デスク)

一見、優位にある者が劣位の者に抱いた、歪んだ嫉妬の感情が犯行の引き金になったのである。

昨年5月、秋田市内にある人気キャバクラ『L』店内で、人気ナンバーワンの"嬢王"ホステス・R子さん(22)が、ナンバー2のR奈(21)と店長・K(26)に絞殺され、遺体を山中に遺棄された事件も、犯行の動機は嫉妬だった。

「頑張ってもナンバーワンになれないR奈は、Kと寝ることでアドバンテージを得ようとしますが、そのことをR子さんに注意され、逆ギレ。R奈の日頃の嫉妬が暴発したんでしょう」(地元の事情通)

92年1月には、熊本市在住の独身の中学女教師(37)が"幸せな結婚をしている"という理由から、義妹(弟の嫁)の胸を果物ナイフでひと突きして殺害。
理不尽な嫉妬心が犯行の動機だった。

また一方で、嫉妬による"凶行"を他人が代行するという驚愕の事件も起きている。

98年7月、交際していた男にフラれた都内のOL(30)が、仕置人(探偵業)を雇い、自分をフッた男の妻・R子さんをレイプさせたのだ。

「レイプ実行犯は手錠やバイブレーター、ナイフなどを持参してR子さんを凌辱。さらにレイプの"証拠写真"を使って現金を脅し取ろうとしたため、R子さんは警察に通報。犯人は芋づる式に逮捕されることに」(全国紙社会部記者)

恐ろしきは女の嫉妬……。

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