空から生きた魚が降ってくる、そんな怪現象がスリランカで起こり、騒ぎになっている。

魚が降ってきたのは西スリランカのチラウ地区で、雨と共に空から魚が降ってきたという。動画は雨があがったあとで、住民たちが地面に落ちている魚を拾ってはバケツに集めている映像が収められている。実際に魚が降っている映像はないものの真偽は判断できないが、魚のほとんどがまだ生きているのを見る限り、降ってきたというのは十分に信じられるだろう。

このように雨や雪以外のものが降ってくる現象はファフロツキーズと呼ばれ、過去にも魚の他、カエルやとうもろこしが降ってきた記録がある。原因としては、竜巻によって上空まで巻き上げられた、飛行機の積み荷落下、鳥が食べたものを吐き出した、などが考えられている。実際に日本でも2009年におたまじゃくしが降ってきて騒ぎになったことがあるが、これは鳥原因説が濃厚とされている。

ちなみにスリランカで降ってきた魚は、住民たちが食べてしまったそうだ。日本でもおたまじゃくしではなく、高級魚が降ってきてくれれば嬉しいのだが……。


本日の新着記事を読む