欧州組は過去最多の12人、ブラジルW杯代表メンバー23人が発表
今年6月12日から7月13日にかけて、ブラジルで開催されるFIFAワールドカップ。日本サッカー協会は12日、同大会代表23人を発表した。まず欧州組ではACミランの本田圭佑、インテル・ミラノの長友、マンチェスター・ユナイテッドの香川、ニュルンベルグの長谷部らが選出。国内ではガンバ大阪の遠藤、セレッソ大阪の柿谷、そして川崎フロンターレの大久保などが選ばれている。なお、代表入りが予想されていた中村憲剛(川崎フロンターレ)、細貝萌(ヘルタ・ベルリン)らは選外となった。ザッケローニ監督は「まず才能。次にチームの和を大切にすること。また複数のポジションをカバーできることも重要だった。最終的に攻撃的な選手を選ぶという決断をした」と、選考理由を語った。

希代の才能・錦織圭が世界ランク9位に浮上
スペイン・マドリードで行われた、テニスのマドリード・オープンで11日、男子シングルス決勝が行われた。日本の錦織圭(24)は四大大会の次に格が高いマスターズクラスの大会で初めて決勝に進出。世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)に6-2、4-6と先攻を許し迎えた第3セット、0-3とリードされたところで腰痛にて棄権、準優勝に終わった。錦織はこの試合で、12日発表の世界ランキングにおいて、日本男子初のトップ10入りとなる9位に浮上した。

マー君がメジャー開幕6連勝の快挙
やっぱりマー君はすごかった。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は現地時間14日、メッツ戦でメジャー初完封をマーク。チームの連敗を4で止めた。田中投手はメジャーデビューから8試合に先発し、目下無傷の6連勝中。ヤンキースの新人開幕6連勝は64年ぶり。楽天時代から続く連勝記録は34に伸びている。

なでしこジャパンもW杯出場決定
2015年にカナダにて開催予定の、第7回FIFA女子ワールドカップ。その予選を兼ねた女子アジア杯がベトナム・ビンズオンにて行われた。なでしこジャパンは18日の最終戦でヨルダンと対戦。前半26分、FW吉良の代表初ゴールで先制すると、その後は怒濤のゴールラッシュでほぼワンサイドゲームの7―0で勝利。来年6月の女子W杯カナダ大会の出場権を獲得した。


今週もいろいろありましたが、なんといっても注目は今年6月から始まる4年に一度の祭典、ワールドカップの日本代表メンバーが発表されたことでしょう。今年ACミランに移籍した本田をはじめ、欧州クラブで活躍する選手が12人選出。これは歴代でも最多の数字。それだけ海外で活躍する日本人選手が増えた証でもあり、本大会にも期待がかかります。
期待がかかるのはサッカーだけじゃないですよ。まずは5000万円でジャンボをチャーターし海を渡ったマー君。やってくれましたね~。開幕無傷の6連勝。無安打無得点 まで後少しだったダルビッシュ選手ともども、次の試合に要注目です。
さらには日本人最強を更新し続けるテニスの錦織選手。世界ナンバーワンのナダルを追いつめたものの、惜しくも棄権。試合後は悔しさのあまり号泣したらしいですが、 ナダルはその才能を絶賛していました。
最後に忘れてはならないのが女子サッカー。次世代を担う若手選手の活躍も目立ちはじめ、こちらもワールドカップでの活躍が今から楽しみです。

文・伊藤貴信

本日の新着記事を読む