自治体が観光客から「入域料」を徴収する法律が制定されるかもしれないというニュースが飛び込んできた。どういうことかというと、奈良や京都などの観光地に行くのに、その都度お金を取られるかもしれないのだ。もしかしたら、いま無料で開放している国立公園なども、その対象になるかもしれない。

観光客にとってはあまり嬉しくないが、日頃から保全費や修繕費が足りず苦しい思いをしてきた自治体にとっては、この上ないほど喜ばしいニュース。金額や規定も各自治体によって決めることができるので、場所によって金額差が出てくると予想される。

しかし、これまで無料だった場所が入域料を取るとなったら、客足が減る恐れも。人は来ないわ、保全費は集まらないわとなれば、法案がまったくもって無意味に……。なにかしらの対策が必要かも。

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