沙雪のパチンコホール裏話
第4回 「新装開店」の立ち回り術!!



こんにちは。沙雪です。今回のテーマはズバリ「新装開店」について!
新装開店とは、つまり新台導入のことですね。日刊大衆の読者のみなさまも新台を目当てにホールに行くことがあると思います。

前回のコラムでも少し触れましたが、何年か前のパチンコ店の新装開店というと「ブン回り」「バカ出し」「設定⑥」といった勝てそうな要素がてんこ盛りでした。最近でも常連さんへのサービスや新規顧客獲得へのアピールの最大の機会なのは間違いありませんが、そうではない営業をするお店もあることはあります。そこで今回は「良い新装開店」を見極めるポイントをご紹介しましょう♪


新台に座れても安心しちゃダメ!?

みなさん「今日は新装開店だったな!」なんて、ふと思い立って仕事帰りにホールに寄って、そこで新台が1台たまたま空き台になっていたりしたらホイホイ座っちゃったりしていませんか? ホイホイ座るのがダメっていうワケじゃないけれど、台をキープしたらちょっとだけ周囲の状況を観察してみましょう。

まずは台のデータ表示機をチェック。パチンコでもパチスロでも「初当たり」と「出玉」が両方あるかどうか、がチェックポイントです。最近の台って、ヒキ次第で本来の出玉性能以上の爆発力を見せるコトがよくあります。なので、目の前の出玉だけで「この店の新台は出してる!」とカン違いしないように注意です。出ちゃったのと出しているのは全然違いますからね! データ表示機には「総回転数」を表示する項目もあります。たくさん回っている台が多いほど、お店が力を入れていると見て間違いなし!

次は自分が打つ台のチェックポイント。これは「いっぱい回るかどうか」ってことに尽きます。いわゆる「ボーダーラインより多く回れば優良台」ってやつですね。「ボーダーなんてよくわからないよ!」って人も多いかもしれませんが、なんとなくでもぜんぜん大丈夫! 千円使って10回転程度しか回らないとか、確変(時短)中にガンガン玉が減っていくような台は、機種のスペック関係なくヤバイです。

あとはお隣の台をちょっとチラ見。自分の台がダメでも、お隣は保留玉がよく貯まる台かもしれませんから。逆に自分の台もお隣もよければ……とても良い新装開店ですよね!

ここでひとつ注意しておきたいのは「他人のデータ表示機や出玉、台の挙動をジロジロ見ちゃダメ」ってことです。他人に見られるのはいい気がしないもの。あくまでチラ見を心がけてくださいね。


新台に座れなかった時も大丈夫……!?

新台が満席だった……なんて時は、空くのを待ってもよいんですが、ホールを1周してみてください。

さっきもいったように新装開店は「顧客獲得の貴重な機会」なので、新台の次に店の看板である「準新台」を良調整にしていることが多いんです! あるいはそのお店での看板機種や設置台数が一番多い機種も良い調整になる傾向が多いですね。

さらに、新台をキープできなかった時の隠れた狙い目、それは「新台の近くに設置されている、新台と同じシリーズの旧作」です。優良店ならば、ココは間違いなく甘くしています。
新装開店時は、新台に空きが出たらすぐ移ろうと思っているお客さんが多いせいか、新台の近くのシマがけっこう賑わいます。そこでボッタクリな調整をしていたら、せっかく新台目当てで来たお客さん(=貴重な顧客)が帰ってしまいますからね。

実は、ここまでに挙げた新台を打つ時のチェックポイントは、店選びの大きなチェックポイントでもあります。
新機種を大事に扱っている店は、新装開店の初日以降も極端に客飛びしたりしません。導入後きちんとした調整をしていれば、それを見たユーザーが来店してくれるからです。(ちなみに、その週に導入した新機種を週末の土日も出しているようなホールは良いホールです。)そして、同時に新台以外までちゃんとサービスしてくれるお店は……やっぱり良いお店ということになりますよね。

と、いうことで沙雪が紹介したチェックポイントを参考に、新装開店を狙い打ってみてくださいね♪ 複数のパチンコ店が競合する地域でこのポイントを活用したら、意外な発見があるかも……!?

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