理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダー(30)に、ついに最終結論が下された。

理研は、5月8日の記者会見で「再調査はせず、論文の取り下げを勧告した」と発表、懲戒委員会の設置も明かされた。

「理研側は"意図的な不正があった"という認識で、研究不正が認定されれば、小保方さんは諭旨退職か懲戒解雇です」(全国紙記者)

この発表に小保方さんは大激怒。
法廷闘争も検討するなど、泥沼化は必至だ。

いったい、どちらが勝つのか!?

『ホンマでっか!?TV』などにも出演し、研究不正の調査委員会に加わった経験もある、中部大・武田邦彦教授は次のように語る。
「小保方さんは"ムラの掟"に違反したレベルの話。これを理由に解雇すれば、法的には不当解雇ですよ。引用の出典元を明記するのは、あくまでも学会内部でのルール。小説や楽曲など創作物の盗用は違法ですが、科学論文の"コピペ"は合法なのです」

また、「小保方さんの論文を読んだが、問題の写真を削除しても、結論には影響がない。『ネイチャー』に提出した論文には、実験動画も存在し、それを見れば捏造(ねつぞう)でないことは明らか」
不利なのは理研だという。

「裁判となれば、研究は停滞。辞めていく研究者も増えるでしょう」

そこで、密かにささやかれるのが"手打ち策"だ。
「理研は過去にも研究者から名誉棄損で訴えられ、和解しています。小保方さんを解雇しても、"手切れ金"や次の就職先を用意し、和解交渉をするでしょう」(法律事務所関係者)

修羅場から一転、まさかの仲直りもありうる!?

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