くまモン、ついに世界デビュー――。
「熊本県の人気ゆるキャラ・くまモンが、6月から海外でのグッズ販売を解禁すると発表しました。日本でも経済効果は293億円ですから、期待大です」(広告代理店関係者)

しかし、くまモンは、すでに海外で大いに話題になっていた。
しかも、あまりにも意外な形で――。

「ミサイル発射の写真に万歳しているくまモンを合成したり、新幹線に乗っているくまモンの写真に"この電車をハイジャックした"というセリフを勝手に載せたりと、物騒なコラージュが、海外で流行中なんです。そうした合成写真には"偉大なるサタン(悪魔)様のため"という文言を添えるのがお約束です」(前同)

熊本県の公式発表によると、くまモンは"いちおう公務員"で"酒宴には参加できない"など品行方正。
それなのに、なぜ恐ろしいイメージがついたのか?

「くまモンという響きが、悪魔を意味する"マモン"に似ていることから、"悪魔の手先"と勘違いされてしまったようです」(同)

その証拠にロシアでは、こんな話題が。
「5月12日、ロシアのタス通信が、エカテリンブルクという都市の"悪魔の道路"と呼ばれるデコボコ道に、くまモンが描かれた道路標識が出現したことを報じました」(全国紙記者)

ロシアといえば、プーチン大統領だが、彼もまた、全世界的な人気を誇る。
「マッチョな肉体にベビーフェイスという印象的なビジュアルに加え、その好戦的な発言が大ウケ!熊やサメにまたがる姿、トラを射殺する姿など、プーチン大統領の画像は国内外で多数出回っています」(芸能記者)

強烈な個性の悪役として、世界に名を馳せるプーチン&くまモン。
そんな彼らの"最凶タッグ"結成に、待ったを掛けるのが、くまモンが所属する熊本県庁だ。

担当者を直撃すると、
「インターネットや新聞などの報道で、事態は把握しています。ロシアの道路標識については、著作権侵害の可能性があると考え、現在、顧問弁護士と相談し、今後の対応を検討しています」
との回答を得た。

くまモン&プーチンの最凶タッグVS熊本県庁、勝負の行方は……?

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