噂される異例な数の入手経路

一方で、別の芸能プロ関係者は、
「Gの他にも、ASKAは別のミュージシャンMとクスリを共有していたんじゃないかって話もあるんです。2人は六本木でよく飲んでいたようですが、そこに地下社会の人間も同席していたことがあるとの情報があるため、薬物関係の噂は絶えず流れていました」

こうした音楽界のみならず、興行関係者との危ない人脈も取り沙汰されている。

「格闘技イベントの実力者であるKとの関係だよ。Kは格闘技界はもちろん、他のスポーツ界にも芸能界にもコネがあって、幅広い人脈を持っている。これまで、この周辺から何度もスポーツ選手や芸能人と闇社会とのつながりを示す証拠が漏れているよ」(事情通)

K氏は、5月29日発売の『週刊文春』でASKAとの関係を報じられた故・飯島愛とも親しかったとされる。

「Kが今回のASKAとの関係を噂されるのは、以前、2人が揉めたという話があるから。なかには薬物関係のトラブルが原因だとする話もあるが、真偽のほどはわからない」(前同)

一方、芸能や興行とは別に、ある経営者とのシャブルートを疑う声も大きい。
「ASKAとはかなり昵懇の仲だったとされている経営者Wですが、実は、W自身が過去にコカイン所持による逮捕歴があるんです。しかも、Wと元大物野球選手Kとの関係も疑惑を強めています。というのも、Kも薬物疑惑がある一人ですが、その情報の出所がWだとされるからです」(全国紙社会部記者)

そのため、捜査の一環でWの交友関係が洗われる可能性もあるという。

「Wの薬物使用歴は長く深いとされ、その間に多くの人に薬物を拡散している可能性は捨てきれません。有名歌手や人気プロゴルファー、そして、大物力士などがWの世話になったことがあるとされているだけに、今後の進展が気になります」(前同)

また、こうした人物を通さず、ASKA自身が直接暴力団関係者とやり取りをして、薬物を入手している部分も大きいとされる。

その相手は、北海道に本拠を構える3次団体の暴力団組織と複数の週刊誌に報じられているが、一部夕刊紙では九州の組織と報じられたこともあった。

「一方の組織とは古くからの友人が所属していたことがきっかけで、定期的に連絡を取っていたようです。また、もう一方の組織幹部は、首都圏で芸能人や著名人を集めたパーティをたびたび開催しており、そこにASKAも参加経験があるのではとされているんです。現状では、捜査当局は両方の線を慎重に調べている段階ではないでしょうか」(通信社記者)

身近な音楽仲間から、こうした暴力団組織まで様々なシャブルートの噂が流れているが、
「過去にも、覚醒剤や大麻で逮捕された芸能人が何人もいますが、入手経路について、こんなにも多くの噂が流れるのは極めて稀なことです」(前同)

また、本誌が取材を進めていく中で、シャブルートとは別に、ASKAの"奇行"も多く集まった。

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