「ナマに勝るものはない」
というテレビ業界の格言は、女子アナたちにも当てはまる。

本誌は日々、画面を彩る彼女らをナマで見ているテレビマンたちにアンケートを敢行。
6月7日の「AKB総選挙」のひと足先に、女子アナ総選挙2014を開催した!

色気、人柄、仕事面の総合力で算出したベスト50人は、65ページの表をご覧になっていただいて、本文では個別に女子アナたちの魅力を取り上げる。

ともに仕事をするうえで、重要視されるのは人柄の良さ。
その点、15位の出水(でみず)麻衣アナは申し分ないという。

「誰と会っても、いつでも満面の笑顔で"おはようございます!"と元気に挨拶してくれる。収録でも周りを和ませるのがうまい」(バラエティ担当= 30代)

26位の大下容子アナも四十路の熟女アナながら、20代の若い男性スタッフからの支持が高かった。

「ベテランなのに偉ぶらないし、飲みに行って"なんで結婚しないんですか?"なんてイジっても、いつもニコニコ……ホント、大好きです!」(制作= 20代)

その一方で、年配のテレビマンから票を集めたのが、8位の三田友梨佳アナだ。
「彼女がすごいのは、自分をさらけ出せるサービス精神。三田アナは、とんねるずの『きたな美味い店』のロケで、生きたサワガニを近づけられ、逃げるどころか鼻を挟まれて"痛い、痛い!!"と芸人以上の見事なリアクション(笑)。実家が超高級料亭のお嬢さまなのに、お高く止まらず体を張る姿は、可愛くて仕方ない」(制作= 40代)

別の意味でオジサンにサービスしているのが、12位の狩野恵里アナだ。
「狩野さんは夏場、薄着のとき乳首がツンと突起してるように見える。その印象もあって、3割増で色っぽく見える」(営業= 50代)

そんなマニアな意見もある中、AKBなら"神セブン"と呼ばれる7位以内の女子アナを発表しよう。

7位は枡田絵理奈アナ!
「レギュラーの『いっぷく』では"ワタシ、チンアナゴが大好き"と発言。彼女の口からチンとアナという言葉が聞けるなんて!」
と芸能ライターの織田(おりた)祐二氏が興奮気味に語るように、自然と男の欲情を駆り立てる魅力があるのだ。

なかには、
「枡田さんは箸をつけた焼きそばを"これ、おいしいよ!"って渡してくれるんです!これって、間接キスじゃないですか!」(バラエティ= 20代)

など、童貞魂を刺激されて清き一票投じたものも。

テレビマンたちの間で、まさにうなぎ登りの勢いで評価が急上昇したのが、6位の山﨑夕貴(やまさきゆき)アナ。
『ホンマでっか!?TV』で勝負下着について聞かれ、
「勝負下着なんてない。デートだろうと仕事だろうと、洗濯して乾いたものから穿いていく」
と言い放ち、番組を盛り上げたのだ。

その型破りぶりがブレイクのきっかけとなったものの、彼女は単なるイロモノではない。「フジテレビアナウンス部随一の実力派。番組の原稿読み対決では、カトパンはおろかアナウンス室長の牧原俊幸アナにも勝っています。ポテンシャルは抜群なんです」(制作= 30代)

今春の特番では引っ張りだこで、プロデューサーからの"指名率"はカトパンをも超える勢いだったというから驚きだ。

ここで「これから間違いなく伸びる」要チェックの女子アナを紹介しよう。

25位の宇垣美里(みさと)アナ、18位の永島優美アナ、そして27位の和久田(わくだ)麻由子アナの3人だ。

まずは宇垣アナ。
ミス同志社に選ばれた美貌で、入社前からTBS期待の超大型新人と騒がれたが、入社早々、テレビ朝日の草薙和輝アナとの"お泊まり愛"を激写された。
「裏を返せば、撮られるだけの大物ということ。今後に期待」(営業= 40代)

永島アナの父は、元サッカー日本代表で、スポーツキャスターの永島昭浩氏。
父はその滑舌の悪さがネタになるほどだったが……?

「彼女は溌剌(はつらつ)とした美人で、原稿読みの能力も高いと評判です。学生時代からリポーターの仕事もしていましたから、今後が大いに楽しみです」(報道= 50代)

才色兼備は和久田アナ。
東大卒で佐々木希似の美女は、この春から『おはよう日本』の土・日・祝日担当のキャスターとなった。
「澄んだ声がとても魅力的。彼女のニックネームの"わくちゃん"と口にするだけで幸せな気分になる(笑)」(30代職員)

ランキングに戻って、5位は有働由美子アナ。
『あさイチ』でセックスレスや膣圧トレーニングを取り上げた彼女を強く推したのは、女性スタッフたち。
「あのSEX特集も本人主導のもの。40代の独身、結婚より仕事を選んだ彼女が真剣に性に取り組む姿勢は勇気づけられるし、尊敬できます」(40代女性)

下世話な目で見ていたオヤジ族は反省すべき!?


尋常ではないカトパンの色気

そして、ここで予想外の展開。好きな女子アナ第1位の常連だった加藤綾子アナが、なんと4位で名前が出てしまった!

ただ、そのフェロモンは尋常ではないものがあるようで、
「初めてナマで見たときは衝撃でした。地球上の生物とは思えないほど美しく、オーラが全身から出ていました……」(報道= 20代)
との声が。

芸能ライターの三杉武氏もこう語る。
「フジの社員に聞いても、テレビで見る以上にただならぬ色気だそうです。順位が伸びなかった理由は女の武器が強烈すぎ、女性から反感を買ってしまったからでしょうね」

そのカトパンを超え、3位に入賞したのが鈴江奈々アナ。
日テレの快進撃を支えているスーパーエースだ。
「ほとんどのスタッフの名前を覚えている。それだけでも感激です。さらに、度胸が違う。場数を踏んでいるので、土壇場でしゃべる力量は全女子アナ中でもピカ一です」(報道= 30代)

また、こんな事情も。
「日テレはこの数年で、夏目三久、森麻季、宮﨑宣子ら女子アナが続々と退社していきました。そこを一人で支えてきたのが鈴江アナ。去年まで『NEWSZERO』と『バンキシャ!』に出ていたわけですから。彼女のおかげで飯を食えている、といっても過言じゃない」(営業= 40代)

いよいよ最終決戦。
2位は……大江麻理子アナ!
バラエティで大人気になったかと思えば、1年間のNY勤務を経て、この4月から看板番組の『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターに就任。

硬軟二刀流の彼女の人柄を物語るエピソードがある。
「スタッフ御用達の安い居酒屋で一緒に飲んで、お酌もしてくれる。最高なのは、酔っ払うと皿回しなどの一芸を披露してくれるところですね」(報道= 30代)

そんな大江アナに競り勝ち、めでたく総選挙で1位を獲得したのは、日テレの水ト(みうら)麻美アナ!
ほんわかした雰囲気が持ち味だが、実は不屈の雑草魂の持ち主。
「他局は全部落ちて、最後に日テレに拾ってもらったんです。しかも、初レギュラーとなった『ヒルナンデス!』は開始当初、大不評で、いつ打ち切りになるか……と囁かれていた。それがいまや、日テレ躍進の原動力と言われるまでに成長したわけですから。ミトちゃんを見ていると、諦めずに頑張れば夢は叶うんだ、と思えます」(バラエティ= 20代)

彼女クラスの有名アナには珍しく
「ロケを一切断らない」(制作= 40代)
といった頑張りも評価されたが、一番の人気はやはり人柄。

「先日、ロケ中に男性が水トに声をかけ、彼女のふくよかなホッペをつねったんです。それでも彼女は笑顔で、"イテテ、やめてくださいよぉ"とおどけてみせた。ホント、偉いなぁと思いました」(制作= 50代)

女子アナたちは、夢と希望、そして元気を与えつつ、今日も頑張っている!

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