イギリスのノーザンプトンで火の玉のような現象を11歳の少女、ケイティ・リアルちゃんが撮影した。
動画を見ると火の玉は円を描くように上下に揺れ動いており、動くたび彗星のような尾をひいている。撮影した場所からかなり離れているが光は強く、はっきりとその姿を確認することができる。
少女の母親のフィオナ・フィアロンさんは「最初は火のついた飛行機かと思った」らしいが、近隣の飛行場に問い合わせたところ、そのような事故はなかったとの返答があった。現場はイギリスの名門コース、「シルバーストン・サーキット」のほど近く。今年は7月6日にF1イギリスGPが開催されるが、そのような場所で火の玉があらわれるとは、なんとも縁起の悪い話だ。

このような発火発光現象の原因の一つとして、ボール・ライトニング(球電現象)というものがある。自然発生したプラズマがその原因と考えられているが、その発生条件として豪雨のあとなど空気中の湿度が高いことがあげられる。しかし撮影された当日は、曇ってはいるものの雨は降っていなかったという。はたしてこの火の玉の正体はなにか?


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