インドネシアに住む妊娠8カ月のネビ・ヌボタニスさんが、ありえない赤ちゃんを出産して世界中で話題となっている。

現地の報道によると、早朝に陣痛を起こしたネビさんは、一般の病院は遠すぎるため自宅に産婆を呼んで出産することを決意。

「はい、吸って、吐いて……もうちょっとよ、頑張って」

産婆の励ましもあり、間もなく無事に元気な赤ちゃんが誕生。だが、お腹から出てきた“赤ん坊”を見て産婆はギョーテン。というのも、それは人間ではなく“ヤモリの赤ちゃん”だったからだ。

驚いた産婆が産まれたばかりのヤモリを手に病院に駆け込んだことから、この異様な出産は世間の知るところとなり、医療機関から特別調査チームが派遣される騒ぎに。

調査の結果、ヤモリの赤ちゃんを産んだネビさんの子宮には子供を宿した形跡がなかったことが発覚。だが、ネビさん本人の身体には妊婦特有の諸症状があらわれていたことから、いわゆる“想像妊娠”の状態だったと推測されている。

また、出産したネビさんを含む家族は、ある種の呪術修行中だったことも明らかとなり、「何かしらの意図があって子宮にヤモリの赤ちゃんを入れていたのではないか」と疑いの目を向けられている。

なお、ネビさんにとって今回産まれたヤモリの赤ちゃんは第三子にあたるという。数に入れていいのか、判断しかねるところだが……。

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