なんと56歳の女が、交際相手である56歳の男性をDVで殴り殺すという信じがたい事件が起きた。
殺人容疑で逮捕されたのは、広島に住む無職の女性。6月10日夜から11日早朝にかけ、男性の自宅で殴る蹴るの暴行を続け、死に至らしめた。女が男を、というのも驚くが、なんの道具も使わず死ぬまで殴り続けたというのもまた驚く。男性は左肺の挫傷や肋骨を複数箇所折られるなど、かなり激しい暴行を受けたようだ。逮捕された女性は「死ぬとは思わなかった」と殺意を否認している。

実はこの男性、以前より女性から暴力を受けており、昨年2012年には5回にわたって警察へ相談をしている。さらに2013年の10月には警察が暴行容疑で女性を逮捕。裁判所からは接近禁止命令を出されている。接近禁止命令には6ヶ月の期間が定められており、今年の4月に満了となったが、男性は「もめていない」と、命令の再申し立てをしなかった。
その矢先でのこの悲劇だ。なぜ男性は殴られても蹴られても、女性から離れなかったのか? 男女の関係が理由だったのか? それともそれ以外のなにかがあったのか? いずれにせよ、この事件の持つ闇は深い。

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