フランス・パリにあるオルセー美術館は、数多くの名画が収蔵されていることで世界的に知られている。
そのなかでも有名なのが、ギュスターヴ・クールペ作の『世界の起源』という油彩画。この絵画は女性の生々しいアソコをクローズアップした作品で、貝のようにぴったりと閉じたクレバス(陰裂)が詳細に描かれていることが印象的だ。
そんなオルセー美術館でつい先日、“もっこり仰天”するハプニングが起こった。ルクセンブルグ在住の女性芸術家であるデボラ・ディバティスさんが、ガバッとスカートをめくり上げたかと思うと、あろうことか『世界の起源』の前に座り込んでM字開脚してしまったのだ。
しかも、スカートの中はノーパンだったから一大事! 突然の痴態に鼻の下を伸ばして拍手喝采するスケベ男性や、突然の“ナマ性器ご開帳”に困惑するスタッフが入り乱れて、警官まで駆けつける騒ぎとなってしまった。
なぜ、このような暴挙に出たのか? デボラさんは、次のようなコメントをしている。
「『世界の起源』はリアリズムを追及した作品のはず。それなのに、大股開きしている女性のアソコがぴったり閉じているのには、どうしても納得がいかない。だから、私が実際に同じポーズをとって、大股を開けば“穴の中”まで見えるということを教えたかった。これが本当のリアリズムです」
なお、『世界の起源』に描かれた女性はかなり剛毛で、”ジャングル状態”。同じくデボラさんの恥毛もびっしりと生い茂り、アマゾンの原生林さながら。
もしも、「少しでも比較対照の参考になれば」と、毛深い陰毛まで再現していたとすれば……その芸術家魂はアッパレである。