「FREE THE NIPPLE」=直訳すれば「乳首を開放せよ」。こんな男心の琴線にふれる運動が、アメリカで盛り上がりを見せている。

そもそものキッカケは、スマートフォンの画像共有アプリ『インスタグラム』。手軽に様々な写真をインターネット上にアップできることから、アメリカを中心に世界中の若者たちの間で人気が爆発。多くの著名人も利用していて、プライベート写真や男性ファンを小躍りさせるようなセクシー写真を投稿したことも、人気に火をつけるキッカケとなった。

しかし、“セックスシンボル”としても人気の歌姫・リアーナがトップレス写真を投稿したところ、「公序良俗に反するので削除してほしい」とインスタグラムから警告を受けたことに多くの若者が反発。

これに呼応して、多くの著名人たちも次々にトップレス写真を投稿したことから、"乳首解放運動"があっという間に拡大。一般女性たちまでが、
「乳首はワイセツじゃない!」
「オトコの乳首は良くて、なぜオンナの乳首はダメなんだ!」
と抗議の声を上げ、トップレスで街中を闊歩する“半裸デモ”まで行われる事態となっている。

試しに「FREE THE NIPPLE」というキーワードで動画検索してみたところ、画面には、
「軍隊はいらない」
「私に良いアイデアがある」
「乳首を解放せよ!」
という文字が躍り、プリンプリンと乳房を揺らしながら気持ち良さそうに街中を闊歩する女性たちの姿を確認することができた。

ニューヨークではトップレスで歩いても逮捕されないらしいが、彼女たちの言い分にも一理ある気がする。世界にはもっと“乳首”が必要なのかもしれない。

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