通うと健康に!?「薬剤師CAF」に潜入の画像
外食で「100倍得する裏技オーダー」50連発!!!!

健康志向が高まるにつれて、サプリメントを摂る人が増えてきているそうだ。市販のものなら薬局のほか、スーパーやコンビニでも手軽に買うことができるが、医師や薬剤師などの医療関係者しか取扱いができない "医療用サプリメント"が購入できる専門のお店もあるという。

今回、筆者が向かったのは銀座にある「薬剤師カフェvita」。こぢんまりとした外観は、確かにサプリメントのお店というよりは"カフェ"のよう。中に入ると、同店の店長で薬剤師の平井陽子先生が迎えてくれた。


サプリメントの相談にのってくれる薬剤師の平井先生

【平井陽子プロフィール】帝京大学卒業、2007年薬剤師免許取得。同年、国立がんセンター中央病院に受託研究薬剤師として勤務。 2010年アインファーマシーズ・アインズ&トルぺ原宿クエスト店で、医薬品・健康食品を担当。2011年薬剤師カフェ・ヴィタ開業。


ドラックストアのように自分でサプリメントを選ぶのではなく、専門の薬剤師のカウンセリングを受け、適したものを出してもらうシステムが同店の特徴だ。

「現在飲んでいる医薬品から生活習慣のことまで、具体的に質問して、本人に適したサプリメントを出しています」(平井先生)

ちなみにカウンセリングは無料。症状によっては、2~5種類のサプリメントを組み合わせて提供することもあるという。
でも正直、サプリメントと聞くと何だか気休めで飲むものというイメージもあるのだが……。

「確かに、市販のサプリメントには科学的根拠に乏しいのもありますが、"医療用サプリメント"は実際にアメリカの医療現場でも使用されているものです。栄養療法の観点からつくられた医療用サプリメントを継続して摂取することで、体質改善や、風邪などの病気の予防、アンチエイジング(抗老化)も期待できます」(平井先生)


カウンセリングシートを記入してカウンセリング。これで自分にあったサプリが見つかる


なんでも、日本ではサプリメントも法的に"食品"として扱われているため、市場に出すときの規制も甘いのだとか。もともと国立がんセンターに勤務していた平井先生。患者たちが科学的根拠もないのに高額な市販のサプリメントや、抗癌剤との飲み合わせが悪いサプリメントを飲んでいるのを目の当たりしてきた。
きちんとした知識のもとで医療用サプリメントを広めていきたい、という思いもあり「薬剤師カフェ」を立ち上げたそうだ。

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