オバマ大統領が安倍政権発足後、初めて来日を果たしたのは4月下旬のこと。

この時、オバマ大統領は
「尖閣は日米安保の適用対象」
と明言し、中国を歯ぎしりさせた。

「このオバマ発言をヒントに、韓国政府は一計を案じました。"独島(竹島の韓国名)は米韓相互軍事条約の適用対象か"とオバマ大統領に切り出してみようとしたんです」(外務相関係者)

訪日日程を終えたあと、すぐにオバマ大統領は韓国に飛び、朴槿恵大統領と米韓首脳会談を行った。

しかし、「独島は……」の質問が朴大統領の口から飛び出すことはなかった。

「もし朴大統領がこれを質問して、オバマ大統領が"イエス"と答えたら、韓国は狂喜乱舞したでしょう。アメリカに、"独島は韓国領"だと認めてもらえたことになるわけですから」(前同)

にもかかわらず、韓国が口をつぐんだ理由それは、"アメリカが絶対に首を縦に振るはずはない"と考え直したからだ。

韓国が不法に実効支配を続ける竹島(島根県)。
日韓両国と軍事同盟を結ぶアメリカは、この件をどのように考えているのか?

「最近、注目を集めている文書があります。俗に"マッカーサー文書"と呼ばれるもので、アメリカの竹島に対する姿勢が赤裸々に綴られています」(外信部記者)

マッカーサーといっても、パイプをくわえて厚木飛行場に降り立ったGHQ最高司令官ではない。その甥のダグラス・マッカーサー二世のことである。

「同じ名前のマッカーサー二世は、駐日大使を務めていた1960年4月27日付の本国宛の秘密電文で、"韓国は日本領である竹島を不法占拠している"と打電しているんです」(前同)

さらに文書には、
「韓国領海外で日本漁船を不法に拿捕している」
「竹島を日本に返還するよう韓国政府に圧力をかけるべき」
と記されている。

竹島を奪還するべく、韓国側に国際司法裁判所に出廷するよう要請している安倍政権。
ただ、"やましい韓国"は、これを拒否し続けている……。

本日の新着記事を読む