米アラスカ州から、それは賢いマルチーズ犬の話が届きました。同州ダグラス島北部に暮らすグリューニング夫妻が飼っている愛犬は、生後7カ月のマルチーズ犬“レディーバニー”ちゃん。今月16日、そのレディーバニーちゃんが男性用の財布をどこからか見つけて夫妻の元へ届けたというのです。持ち主はゴミ収集作業員のルディーさんで、収集車で地域を回っていた際に落としたものだと判明しました。

ルディーさんは「財布を失くしたことさえ気付かなかった。婦人から愛犬がアナタの財布を拾ってきたと連絡があった時になって、後ろのポケットを探って確認したぐらいです」とのことですが、夫妻の家に財布を受け取りに行って、またビックリしたそうです。

「レディーバニーちゃんは本当に賢い小犬です。そういう風に犬が何かを発見して手柄を立てるなんて、これまではラブラドールやジャーマン・シェパードに限った話だと思っていましたが、だってバニーちゃんは頭が財布よりちょっと大きいぐらいだったのですから」

訓練を受けていない小型犬のマルチーズ、しかも生後7カ月でわざわざ財布を拾ってくるなんて、ある意味ものすごい才能です。前世は警官か、それとも世紀の大悪党か……。黙ってしっぽを振りながら飼い主を見上げるバニーちゃんに聞いても、そりゃわかりませんよねえ(笑)。

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