アメコミに登場するヒーローとしてはもちろん、近年は映画の大ヒットもあり、世界中で「正義の味方」として認知されているスパイダーマン。クモの糸を使って華麗にビルの狭間をすり抜けたり、手と足を建物に密着させて垂直によじ登るなど、そのカッコ良すぎる姿に憧れるファンは多い。

だが、子供のヒーローであるはずのスパイダーマンが、なぜか世界各国で非難轟々だという。

まずは、お隣りの韓国に出現したスパイダーマン。こちらは、某ショッピングセンターが集客のためにビルの屋上付近に設置したスパイダーマンの像なのだが……何やら様子がおかしい。まさか女子トイレをのぞいているわけではないだろうに、アソコが“カッチカチ”に勃起しているのだ。

当然のように非難が殺到。
「ショッピングセンターは子連れ客が大半。もし“あの膨らみ”について質問されたら、何て答えればいいんだ!」
と、しごく真っ当な意見が多数寄せられ、設置から1年あまりで“性技の味方”は姿を消すことになってしまった。

一方、熱烈なファンだろうか。スパイダーマンに扮したコスプレ男性が問題を起こしたのはニューヨーク。

「あっ、スパイダーマンだ!」

嬉しそうに近づいてきた子供と記念撮影に応じたまでは良かったが、母親がチップを払わなかったことに立腹。しつこくチップを要求したところ、
「なんてお金に細かい正義の味方なの!?」
と、バトルに発展。怒った母親が雪を投げつけて攻撃すると、スパイダーマンは母親を殴りつけて反撃。そのまま逃走したが、駐車場でコスチュームを脱いでいるところを警官に発見されて、
「悪いスパイダーマンの正体はお前だな?」
と迫られると、頭を垂れて観念したという。

男には罰金250ドルの支払いと禁固1週間の刑が言い渡されたというが……“本物”のスパイダーマンもさぞ迷惑していることだろう。

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