ズバリ本音で美女トーク☆絵音(合コンシェルジュ)の画像
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合コン回数2000回の経験から、『「急に熱が出た」と言いだす女の本音』(主婦の友社)を上梓した日本合コン協会会長の合コンシェルジュ・絵音さん(30)。デートをドタキャンする女性に、いったい何が起きていたのか――男が知らない女の真実が、今、明らかになる!

※※

――興味深いタイトルの本を出版されましたね。どんな本なのでしょうか?

絵音 女性にデートや合コンをドタキャンされたことって、男の人なら、きっと1回や2回はあると思うんですよ。

――ええ、ありますね……。

絵音 その理由って、たとえば「急に体調を崩して熱が出たから」とか、「明日、急にミーティングが入っちゃったから」とか、言われていませんか?

――そうです、そうです。

絵音 で、わりと男性って、言われたことを信じちゃうものだから、また別の子にも、同じようにドタキャンされちゃうわけですよ。

――というと、ドタキャンの理由は、ほとんとがウソってことですか!?

絵音 残念ながら、そうなんです。それを知らないのは、実は男性だけ。女性たちは皆、知っているんです。

――本著では、そのドタキャンの真実を、つまびらかにしてくれたわけですね。

絵音 はい。ドタキャンをされると、気分が下がって男性の仕事へのモチベーションも下がってしまうし、予約したお店も空席になってしまうし、経済的に、とてもマイナスなんですよ。女性のドタキャンが、日本経済を揺るがすといっても過言ではないと思ったので、撲滅しなくてはという使命感にかられて、この本を書いたんです。

――ありがとうございます!では、その中から、我々、男性が知らないドタキャンの真実を、少し、ご披露いただけますか?

絵音 では、初めてのデートをドタキャンされるのと、2回目をドタキャンされることの意味の違いについて、お話します。

――はい、お願いします。

2回目のドタキャンは…

絵音 男性は、あまり考えたことがないと思うんですが、これは重みが全然、違うんですよ。

――と言いますと?

絵音 初めてのデートっていうのは、その男性の見た目やファッションセンス、収入などが、一応、合格ラインにあり、お試しキャンペーン的に実現したものだと思います。だから、キャンセルされたとしても、急に生理になっちゃったとか、ほかの用事が入っちゃったとか、その理由は表面的なもので、男性自身に原因や問題があることは少ないんです。

――なるほど。

絵音 でも、2回目のドタキャンは、初デートを踏まえてのドタキャンなわけですから、ちょっと違う。つまり、性格が合わなかったということです。女性の恋愛対象から外れてしまったんです、残念ながら。

――もはや、結論は出たことになりますね。

絵音 だから、2回目のデートをドタキャンされたら、もう脈はないんです。

――ガーン!では、そうとも知らずに、その後も一生懸命にデートプランを考えて、レストランを予約したりする労力っていうのは、もしかして……。

絵音 ムダなんです。2回目のドタキャンは、それくらい重いものなんです。

――では、あと一つ教えてください!

絵音 なんでしょう?


2000回の合コンで見えた

――もうつきあっているのに、デートをドタキャンしてくる彼女って、いったい何なんですか!

絵音 それも、本に書かせてもらっているんですけど、そういうカップルは関係性が対等じゃないんですよ。完全に女性が上。きっと、男性がお願いしてお願いして、おつきあいを始めたパターンが多いはずです。

――た、確かに……。

絵音 女性は相手が自分にゾッコンであることがわかっているので、「1回くらいドタキャンしても平気でしょ~」って思っている。こうなっちゃうと、男性は、ずっと言いなりになるしかないので、その女性と、将来の結婚を夢見たりするのは……あまりオススメはできません。

――いや~、説得力があります。この本には、そういう女性の真実が細大漏らさず記されているわけですね。

絵音 ある意味、女性の暴露本であり、女性のコワ~い真の姿を記したホラー本みたいなものですが(笑)、タメになると思うので、ぜ ひ、読んでいただきたいと思います。

――2000回の合コンで、様々な男女の恋愛模様をご覧になってきた絵音さんにしか書けない本ですね。ところで、現在は日本合コン協会会長であり、また"合コンシェルジュ"として、各メディアでご活躍ですが、合コンとの出会いはいつだったんですか?

絵音 昔の話なんですけど、グラビア活動をしていたことがあるんですよ。

――わぉ、元グラドルなんですね。どうりでスタイル抜群なわけだ。

絵音 今となってはお恥ずかしいばかりですが(笑)、その当時の私は、まだ社交性がなくて、内向的なタイプだったんですよ。そんな中で、初めて誘われて合コンに参加したら、スゴく楽しくて。

――どんなふうに?

絵音 いろんな人との化学反応があり、毎回最高の社会見学にもなるし、大好きなお酒も飲める。そのうえ、女友達も増えるし、恋愛につながることもあるなんて、こんなに楽しいイベントはないなと。

――それで一気にハマっていったんですね。

絵音 その後、3年で1000回くらい合コンをしましたね。

――ほぼ毎日ってペースじゃないですか!

絵音 一日にダブル、トリプルヘッダーは当たり前でしたね。

――楽しくてしょうがなかったんだ。

絵音 全フロアが居酒屋さんっていうビルで、同時刻にいくつもの合コンをセッティング。それで、私は全部の会場を行ったり来たりするみたいなことを、よくやっていましたね。

――大忙しですね。そんな毎日では、1000回なんてあっという間じゃないですか?

絵音 そうですね。気がついたら、企業のパーティや歓送迎会を、合コンふうに盛り上げてほしいみたいな依頼を受けるようになり、「会社化してくれたらいいのに」という声を聞くようになりました。それで、合コンを一生の仕事にすることを決意して、09年に起業したんです。

――今は、どんな活動をされているんですか?

絵音 恋愛コラム配信サイト『恋愛.jp』などのメディア運営と、日本合コン協会としては、よりいっそうの合コンの推進。さらに、日本が誇る合コン文化を、海外に広げていこうという活動をしています。

――世界規模で活動を広げているとは凄い!

絵音 台湾や韓国、中国などで、合コンや街コン(街ぐるみで行われる大型の合コン)を開いたりしているんですよ。合コンを「カラオケ」のような世界共通言語にするのが、目標ですね。

――夢が大きい!

絵音 合コンを通じて、皆さんの幸せに少しでも貢献できたらと思っています。


肉食男子との結婚理由とは?

――絵音さんご自身も、先日、ご結婚をされて幸せの真っ只中。お相手の男性との出会いは、もちろん?

絵音 合コンです(笑)。

――旦那さんも合コン慣れしている人ですか?

絵音 う~ん、昔はよく合コンしてましたって感じのアラフォー男性ですね。とにかく、スゴくガツガツしていたというか、積極的な人だったんですよ。この時代に珍しい肉食系の人だなっていうのが、第一印象でしたね。

――それが良かった?

絵音 私みたいに、合コン2000回とか公言している女って、普通は腰が引けるじゃないですか。でも、彼にはそんなの全然、関係なくて、「2000回合コンしている女が選んだオレ、スゲ~」みたいな感じで新鮮でしたね。

――スーパーポジティブ!じゃあ、ドタキャンすることもなく、すぐにおつきあいになったんですね。

絵音 一回、ドタキャンしかけたことはあったんです。起きたら待ち合わせの10分前で、絶対に間に合わないっていう大ピンチ!結局、大遅刻して行ったんですけど、そこでほかの人と違ったのは、ちゃんと怒ってくれたことなんです。

――最近の男子は、そういうときにちゃんと怒れないんですね。

絵音 優しいのはいいんですけど、怒るべき時には怒ってくれないと、女性もナメてかかるようになるというか……"いいなり男子"に魅力は感じませんからね。彼はそうじゃなかったので、とても信頼できたし、頼りがいも感じられたので、ずっと好きでいられたんだと思います。

――合コンで幸せになったことで、ますます普及活動を頑張れそうですね。

絵音 そうですね。合コンと言う日本の文化を通じて、未婚率を下げ、少子化にストップをかけたい。本気で、そう思っているんです!

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本誌増刊の『週刊大衆ヴィーナス』でスタートした絵音さんの新コラム『間違いだらけの恋愛作法』も、お見逃しなく!


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