6月13日(日本時間)に開幕したサッカーW杯もついにフィナーレ。世界一の座をかけて7月14日、マラカナンスタジアムでドイツVSアルゼンチンが決勝の舞台で激突し、熱闘の末、ドイツの優勝で幕を閉じた。

そんななか、W杯に関する面白いデータが浮上してきた。それは、禁欲がプレーのパフォーマンスに悪影響を及ぼすというものである。ブラジルの現地紙「ランス」によると、今大会で選手に禁欲を定めたチームはすべて敗退。一方、選手の自主性に任せたチームが8強入りしたという興味深いものである。

選手にSEXを禁じた国は、ボスニア・ヘツツェゴビナ、チリ、メキシコなど、どのチームも決勝トーナメント初戦や一次リーグで敗れ、3位のオランダや優勝したドイツは、選手が妻や恋人と過ごせるプライベートタイムを設けている。

ちなみに、1995年の米セント・スコラスティカ大学のドクター2人の研究で、一流アスリートの競技能力について、競技開始12時間以前のSEXはパフォーマンスや心臓、血圧などに影響しないというデータが示されている。元ブラジル代表のロマーリオのように、試合前のセックスはリラックスできるうえ、試合でも良いパフォーマンスができたと語る選手もいるぐらいだ。

また、SEXを許可した国の中にも変則ルールを課していたチームも。
「アクロバティックなSEXは禁止」(ブラジル=ベスト4)
「決勝トーナメントに進出するまでSEXを禁止」(コスタリカ=ベスト4)
「一晩中SEXを行うのは禁止」(フランス=ベスト8)
「妻はいいが、彼女とは寝てはいけない」(ナイジェリア=ベスト16)
なかなか興味深い因果関係となっている。

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