東京・上野にある西郷隆盛像は日本で最も有名な銅像の1つですが、いくつかナゾがあります。

まずはルックス。もしかしたらあの像、実際の西郷さんに少しも似ていないかもしれないのです。
像の完成は、西郷が亡くなって21年後の明治31年。

大の写真嫌いだった西郷は1枚の写真も残さなかったので、顔や体型は想像で作られました。
除幕式に出席した西郷未亡人は像を見た瞬間、「ウチの人はこんなではなかった」と言ったそうです。

テレビなどでよく紹介される肖像画も、西郷とは一面識もないイタリア人画家が、弟の西郷従道の顔を参考に描いたもので、本人に似ているかどうかはわかりません。

また、西郷像の作者は高村光雲ですが、横にいる犬は後藤貞行の作。
なぜ、犬だけを別人が作ったのかは不明です。

さて、あの犬は西郷が飼っていた薩摩犬がモデルですが、名前は何という?

1.ツン
2.トン
3.シャン

答え :1

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む