「ヤマハ発動機」みなさんご存知ですよね? ホンダ、スズキ、カワサキとともに日本を代表するバイクメーカーであります。
そんなヤマハ発動機ですが、元は静岡県にて、明治22年に創業した山葉風琴製造所という、オルガンを製造する会社の一部門だったんですね(現在は楽器のヤマハとバイクのヤマハ発動機は別会社)。
つまりヤマハと「音」は切っても切れない関係にありまして、その証左として、ヤマハのバイクのエンブレムには、調律用の「音叉」がデザインされています。また、昨今有名な電子アイドル「初音ミク」に採用されている音声合成技術「ボーカロイド」は、ヤマハの技術だったりするんですね。
そのヤマハが満を持して発表したのが、今回紹介するアプリ『Rev Translator(レブ・トレンスレーター)』です。スマートフォンのアプリとして無料配信されているこのアプリ、なんとバイクやクルマのエンジン音を「翻訳」してくれるという、ヤマハのバイク&音声認識技術が詰まったアプリなんです。
使い方はカンタン。性格の違う6種類の翻訳キャラクターから1つを選択した後、エンジン音をスマホに聞かせるだけ。
すると、その日のバイクのエンジンが何を訴えているかが翻訳されるわけです。
では、早速アプリを起動。記者の愛車、1987年製のヤマハのスクーター、ジョグ80のエンジン音を聞かせてみましょう。
あ、マジですか……。毎朝聞くパラパラ言うエンジン音が、実はこんな魂の叫びだったとは……。
お次は某動画サイトに上がっている2014年式のヤマハ・YZFーR1のアイドリング音を、性格の違う翻訳キャラで。
早く乗って、と急かされるとは……ふむ……エロいいですな。
最後は友人所有のヤマハ・セロー225。
「気をつけていってらっしゃーい」って……。あの……じゃあオーナーは何に乗って行けばいいんでしょ?
……とまあ、ちょっとオトボケもある返答はご愛嬌。バイクやクルマとの生活が、ちょっと楽しくなるアプリなのでした!
『Rev Translator(レブ・トレンスレーター)』
ヤマハ発動機株式会社
http://global.yamaha-motor.com/jp/profile/brand/apps/