週休4日の仕事!? 一見しただけで心惹かれてしまうが、その実態は一体どのようなものなのだろうか。
ニュータイプのビジネスモデル「ゆるい就職」を運営する、人材派遣会社『ビースタイル』を直撃! 話を聞いてみた(写真はビースタイルの実証機関「bstyle Open Lab」マネージャー・宇佐見啓氏)。
「週休4日とはいっても、ゆるいのは就職形態で、仕事自体はそうゆるくはありません。むしろ、短時間で結果を出さなければならないわけですから」
なるほど。新卒~25歳くらいが対象で月収15万円というが、集中して仕事をこなし、あとは余暇や別のビジネスもできるのだから、人によってはかなりメリットがありそうだ。
「そうなんです。予想以上に反響がごさいまして、9月2日に行われる説明会の定員に対し、倍をゆうに超える募集がありました。急遽、9月5日に説明会を追加しましたが、それも満席となりまして。さらに、9月7日にも開催することになりました」
応募者は新卒が約60%、既卒が約40%。東大、一橋、早慶など、高学歴の人も少なくないという。実にバラエティに富んでおり、女性の割合も約35%を占める。
「芸術や音楽活動をしていたり、バックパッカーとして世界を放浪した経験がある方、起業準備中やアイドルの卵、そして元研究者なども見受けられ、多種多様な若者が集まっていますね。個性的で能力のある人材が多いのではないかと期待しています」
採用を検討している企業側もエッジの尖った会社が多く、熱い視線を注いでいる。
週休4日の「ゆるい就職」。勤務形態の新しいルートを開く、ひとつの試金石となりそうだ。
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