ミツバチの巣には3種類のハチがいます。1匹だけの女王バチ、4万~5万匹の働きバチ、2000~3000匹のオスバチです。

女王バチの仕事は、ひたすら卵を産むこと。ピーク時には1日3000個もの卵を産みます。働きバチはすべてメスで、ハチミツや花粉の採集のほか、育児、巣の掃除も担当。外敵が現れたときは戦闘要員にもなります。

これに対してオスバチは、何もしません。働きバチが運んできたハチミツを食べながら、巣の中でブラブラするだけ。まるでヒモです。

オスが働くのは交尾期です。そのときになると一斉に外へ飛び出し、集団で女王バチに挑みます。そして交尾が終われば、あとは用なし。巣には入れません。自活能力ゼロのオスは、野垂れ死にする運命です。

働きバチは花から花へ飛び回って蜜を巣に持ち帰り、また蜜を求めて出ていくという行動を繰り返します。小さなハチにとっては重労働なのでしょう。春から夏にかけての繁忙期には、働きバチは1か月程度しか生きられません。

さて、ミツバチが1リットルのハチミツを集めるには、ざっと、どれくらいの数の花を巡る必要がある?

①.40万
②.400万
③.4000万


答え :③

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む