十字架ではりつけに
――どんなふうに縛られたんですか?
川村 十字架に手錠ではりつけとか。
――わぉ!ちなみに、そのときはどんな格好をさせられているんですか?
川村 セーラー服。アハハハハ!
――わぉ!
川村 着るのが怖くて怖くて……。監督に、何回も「大丈夫ですか?」って聞いちゃいました。
――怖いっていうのは?
川村 似合わないに決まっているからですよ!(笑)
――川村さんは、お顔立ちが華やかというか、色っぽいですからね。
川村 私、中高と女子校で制服はセーラー服だったんですが、当時から似合わず、違和感たっぷりだったんですよ。集合写真を見ると、一人だけ顔が完全に浮いていましたから(笑)。だから、それから約15年も経って、またセーラー服を着ることになるなんて思ってもいませんでした。
――早熟というか、高校時代から、すでに色気が湧き出ていたわけですね。
川村 過去のシーンで本当に高校生の沙耶を演じるのではなく、今の大人の沙耶が、辱められているような設定の中でのセーラー服で、監督さんも、「そこ(似合っているか)を求めてないから」って言ってくれたので、まあ、いいのかなと思って頑張りました。
――特に大変だったのは、どんなシーンですか?
川村 その十字架のシーンです。手錠で本当にはりつけにされてるので、カットになるとスタッフが外してくれるんだけど、撮影が深夜に及んで、皆、疲れてくると、外すのを忘れられちゃって、十字架にはりつけられたまま。"これ、放置プレイじゃん"みたいな状況が何回かありましたから。
――放置プレイはお嫌いですか?
川村 なんか面白かったですけどね(笑)。
――今回は、舞台挨拶などのご予定は?
川村 あると思いますよ。
――おぉ! 2010年に 『SとM劇場版』が公開されたときの舞台挨拶では、超ミニでご登場。下に履いていた黒い"見せパン"をスカートをめくって見せてくれたことが話題になりました。今回も、何か期待したくなります。
川村 あぁ~、そんなこともありましたね(笑)。
――あれ、見せるつもりで用意されていたんですか?
川村 違うんです。私、普段からミニのときでも"見せパン"とかって、まず履かないんです。それを、共演者の蒼井そらちゃんに、スゴく注意されていたんですよ。「こういう仕事やってるんだから、ちゃんと履かないとダメだよ」って。