地球上で最大の生き物はクジラ。大きなものは体長30メートル以上、体重180トンにもなります。クジラは海で暮らす哺乳類。多くの動物が進化の過程で水中から陸上へ生活の場を移したのとは逆に、陸上から水中へ移動していった珍しい動物です。

水中生活に適応したクジラは、陸上動物にはマネのできない特殊能力を身につけました。潜水です。彼らは、とんでもない深さに長時間潜ることができます。クジラの中で、最も高い潜水能力を持っているのはマッコウクジラです。なんと2000メートルの深さまで潜れるんだとか。しかも、1時間も息を止めていられます。

クジラは肺呼吸ですから、海の中では息を止め、海面に出ると息継ぎして、新しい空気を吸います。そのときに見られるのが潮吹き。潮の吹き方は種類によって違い、遠くからそれを見ただけで、どんなクジラかわかるそうです。

クジラの絵でよく見る、2本に分かれる潮吹きをするのは何クジラ?

①.マッコウクジラ
②.セミクジラ
③.シロナガスクジラ


答え :②

出題:浜川卓也

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