好きな人にはハッキリ告白!

――どんなふうに?

坂口 男性にこびるイメージがあったんですが、特にそんなことをしなくても、ついてきてくれる女性には、ついてくるんだなぁって。今回、キャバ嬢役の森下悠里さんは以前、アルバイトでキャバ嬢の体験があるそうで。現場での森下さんの何気ない気配りや機転が利くところを見ていると一層、感じましたね。

――今回、演じるうえで大変だったことは?

坂口 ピンヒールを履いて走るシーンがあったんですが、転んじゃって。血がすごく出て、肉がえぐれちゃうくらいで……。

――あららら。

坂口 もう、ビックリして緊急で病院に行く……くらいの大騒ぎだったんです。左膝に傷ができて、いまだに残っているんです。でも私からみたら、これは勲章です。メイクさんからはタトゥーだって(笑)。あと、室内で襲われるシーンがあるんですけど、あの時はガチで必死に抵抗しちゃいました。演技なのに、ホントに嫌だと思っちゃって。あれは、私の素が出てると思います。

――ところで、キャバ嬢って口説かれることが多いですよね。坂口さん自身はプライベートでは?

坂口 口説くほうです。好きになったら、とことん好きになっちゃうんで。

――肉食系なんですね。

坂口 ものすごく好きになったら、自分からハッキリと告白すると思います。

――見た目にこだわりは?

坂口 以前はこだわっていたんですよ。プロレスが好きなんで、マッチョ系がいいかなって。でも最近、人間って見た目じゃないんだなって、思えることがあって……。

――何があったんですか(笑)。すごく、気になりますね。

坂口 最近のニュースとかを見ていても思うんですけど、大人なのにやっていいことと悪いことの区別がつかない人っているじゃないですか。20代の私でもわかることなのに、いい大人として恥ずかしくないのかなって。やっぱり、人間は見た目じゃないってことを、声を大にして伝えたいくらいなんです(笑)。

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