プラモデル作りも効果的だ!

パチンコより将棋を
「脳に刺激を与えるためには、クロスワードパズルなども効果がありますが、できれば一人で黙々とプレイするTVゲームやパチンコなどより、対戦相手がいる囲碁、将棋、麻雀、オセロなどのボードゲームが効果が高いんです。相手との駆け引き、顔色を読みながら戦術を考えるプロセスが大事なんですよ」(健康雑誌記者)

手先を使う趣味を持つ
「指先を使う細かい作業は、脳を活性化して血流を促すとともに、神経細胞のネットワーク化を活発にしてくれます」(羽生教授)陶芸、写経、ペン習字、絵画、そして料理などもいいだろう。童心に返って、プラモデル作りなども効果的だ。

何でも新しいことにチャレンジする
「脳を活性化させるためには、同じことの繰り返しではなく、新たな刺激を加えることが必要です」(前同)

中年以降になって何か始めるというのは、気後れするし、おっくうなものだが、思い切って、昔から密かにやりたかった習い事などを始めてみては? 多趣味な人は、アルツハイマー病になりにくいというデータもあるようだ。

恋をする
いくつになっても、心のときめきは脳を活性化させる。本誌は決して「道ならぬ恋」を推奨するものではないが、騒動が起きない程度に恋愛を楽しもう。

もちろん、老妻とのデートや、片思いでもいい。

さらに、次のような研究結果を、羽生教授が紹介してくれた。

「有酸素運動が認知症予防に有効と前にも述べましたが、実は、その中で最も効果が高い運動種目は、"社交ダンス"なんです」

良い姿勢を保つリズミカルな全身運動で持久力が鍛えられるだけでなく、ペアで踊ることにより、異性との触れあいやときめきが期待できるからだろう。映画『Shall we ダンス?』の役所広司よろしく、思い切って駅前のダンス教室の扉をノックしてみては、いかがだろうか。


健康面のリスクマネジメントは、自分自身でやるのがベスト。普段からの心掛けで、健康な老後を過ごそうではありませんか!

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