先日サッカー日本代表では、現役慶応ボーイのFW武藤嘉紀(FC東京)が代表初ゴールの活躍をみせたが、プロ野球でも『文武両道』の速球派ピッチャーが誕生することになりそうだ。

プロのスカウトも注目している京都大学の最速149キロ右腕、田中英祐投手がついにプロ入り志望を表明したのだ。過去に東大出身のプロ野球選手は5人いるが、京大からは0人。指名されれば、京大初のプロ野球選手の誕生となる。

田中投手は兵庫県出身。野球を始めたのは小学4年からで、白陵高時代は甲子園出場なし。京大工学部へ現役入学後、関西学生リーグで京大投手最多の通算7勝をマーク。150キロ近いストレートとフォークを武器に、3年秋には防御率1.06を記録してベストナインに選出された。

「希望球団は特にない」とのことで、田中投手は12球団どこからでも指名を待つ状態。すでに複数球団からの誘いも受けているという。

プロ入りを真剣に考えたのは、8月23日の阪神2軍とのプロアマ交流戦がきっかけ。両親と話し合って決断した。注目のドラフト会議は10月23日に開催される。

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