近年、田中理恵や潮田玲子などの美女アスリートが注目を浴びているが、そのなかでも特に愛くるしい笑顔で人気を博す、重量上げの八木かなえ選手のことを皆さんは知っているだろうか?

八木選手は幼い頃から器械体操をしており、中学時代には「全日本ジュニア選手権」の個人総合で7位に入賞するほどの選手だった。ところが10年でひと区切りと考えた彼女は高校入学と共に、重量挙げに転向。高校生といったら思春期まっさかりである。彼女ほどの美貌と運動能力を兼ね備えていたら、男性受けのいいテニスやバスケットの道を選んでいてもおかしくはない。にも関わらず重量挙げを選んだ八木かなえ選手は、外見だけでなく内面も素晴らしい、まさに聖人君子のような高潔な美少女だといってもいいだろう!

そして転向後、わずか8カ月で、アジアユース48キロ級で優勝。その後、「全国高校女子選手権53kg級」は3連覇を果たし、ロンドン五輪では日本代表にも選出された。

また美しき八木かなえ選手の事はメディアも放っておかず、2011年3月28日には国民的番組『SMAP×SMAP』へ出演し、お茶の間を通じてさらにその人気に火がついた。

彼女の魅力は清純派アイドルを彷彿とさせるキュートなルックス以外にも、独特の天然っぷりにある。2012年7月24日に日本テレビ系で放送された『ロンドン五輪直前SP』では「日本の三大庭園は?」というクイズを出題され、「兼六園」だけはすぐに答えられた八木選手。しかし続いて彼女の口から飛び出したのは焼肉店で有名な「叙々苑!」という珍回答であった!

この発言を受けネット上では「可愛いし、ほかの才能が素晴らしいから全く問題ない!」「スポーツ一筋でやってきたからこその答え。純粋な証拠!」と擁護の声が多数。そんな天然でひたむきな彼女を応援する声は、現在も男女問わず絶えないのである。

八木かなえはまだ22歳。今後、2016年リオ、2020年東京のオリンピックにも、おそらく出場するであろう。これから彼女がどのように成長していくのか、その美貌と共に目が離せない存在なのは間違いない。

(文・柴田慕伊)

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