先月、メキシコのソノラ州で巨大な亀裂が発見され、地元住民の間で騒ぎになった。亀裂の大きさは深さ約8メートル、幅約5メートル、長さはなんと1.2キロメートルにもおよぶという巨大なものだ。幸い、人の住まない荒野で起きたため、人的被害は出ていないが、もし都市部でこのような亀裂ができたらと考えるとゾッとする。
亀裂ができた原因としては、8月17日に起きたマグニチュード5.0の地震が考えられているが、他にも地下の河川が土砂を削り、地面の崩壊を招いた、という声もある。

日刊大衆では7月にシベリアにできた巨大な穴を紹介したばかりだ。こちらはいわゆるシンクホールで地球の温暖化が影響したと推測されているが、メキシコの亀裂と同様、はっきりした原因はわかっていない。
地震、地下河川、そして温暖化。はっきりいえるのは、我々の目に見えない地球内部で、なにかが起きている、ということだけだ。


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