沖縄の世界遺産であり、国指定の史跡でもある首里城で、出土したサザエの中から金銭(きんぜに)が見つかった。
サザエは首里城にある御嶽(聖地)から1996年に発掘されたものだが、これまで中に金銭が入っていたことに気づかなかった。殻長7.5センチのサザエに、それより小さいサザエの螺旋を利用し、ネジを締めるように嵌めこまれていたからだ。今年の2月、資料を整理していて、初めて中に金銭が入っていることに気づいたという。
金銭は15世紀半ばから16世紀のものとみられるものが8枚入っており、貨幣として流通していたものではなく、地鎮を兼ねた縁起物の金銭と考えられている。沖縄ではこれまでいくつかの御嶽から金銭が発掘されているが、陶磁器の中に入れられていることが多く、サザエに入れられていた例はないという。
このサザエが埋められた15〜16世紀は尚真王が統治していた、琉球王国の最盛期と言われる時期。今後も同じような金銭が見つかる可能性は高いと言われている。

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