アジア女王の連覇に期待!

お次は陸上。短距離の第一人者、福島千里(26)は100メートルと200メートルに出場する。国内では敵なしの彼女だが、10年に両種目の日本記録を出してから、記録を更新できていないのが気になるところ。

「それでも今年になってからは復調気配。4年前の広州アジア大会では100メートルと200メートルで優勝している福島だけに、連覇に期待がかかります」(民放スポーツ局ディレクター)

一時は福島の最大のライバルになるかと思われた市川華菜(23)は、今回は藤森安奈(19)とともに4×100メートルリレーに回る。

「市川も美女ランナーと騒がれましたが、青山学院大2年の藤森もかわいいと評判です」(専門誌者)

一方、市川らを退け、アジア大会100メートル代表の座をを手に入れたものの、左太腿の肉離れで出場を辞退することになったのは、土井杏南(どいあんな)(19)。

ロンドン五輪では女子4×100メートルリレーに出場。戦後の陸上界で、最年少の五輪出場選手だ。

「陸上の短距離選手とは思えないムチムチした体つきはまるで"女ベン・ジョンソン"。でも、それが彼女のチャームポイントでもあるんですよ」(平林氏)

一方、体操界では、ポスト田中理恵の呼び声高い永井美津穂(21)が話題。きゃりーぱみゅぱみゅに似たルックスに、にわか体操ファンが急増しているという。

5歳で体操を始め、愛知・至学館高時代には全国大会の跳馬で優勝したこともある彼女。だが、日体大に進学した12年に右アキレス腱を断裂。1年間のリハビリを余儀なくされ、今年5月に全日本体操個人総合選手権の跳馬で優勝し、初の日本代表入りを果たした。

「大学3年での日本代表入りは体操選手としては遅咲きですが、そのへんも日体大の先輩・田中理恵に似ていますね。田中は美人タイプですが、永井はかわいらしいタイプです」(スポーツカメラマン)

また、アジア大会が初めての国際大会出場になるのが、山本優理子(17)。今年のNHK杯で個人総合10位に滑り込み、日本代表入りした彼女は、得意の段違い平行棒で最高の演技を見せてくれるに違いない。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4