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前回、軍事境界線=38度線に迫った当コラム(詳しくはこちら)。今回は、平壌のホテルについてリポートしてもらおう。先ごろ、北朝鮮を訪れた当編集部記者によると、

「ポツンと高い建物が一棟、羊角島国際ホテルというのがあるんですよ。48階建てで外国人向け。豪華な外見のホテルです」

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ホテルにチェックインすると、出歩きは禁止だったという同記者。中には、カジノやボーリング場など、様々な施設があるようだ。

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「確かにいろいろありましたが、わりとこじんまりしたところが多い。そうそう、ホテル内でミネラルウォーターを買ったんですね、3本。店員に5ドル渡したんですが、お釣りがユーロと元で戻ってきました。その他に、円も使えましたね」

ホテルひとつとってみても、なかなか興味深い北朝鮮。また、平壌のホテルといえば、盗聴説、鏡がマジックミラーになって監視されている、といった都市伝説も囁かれている。実際のところ、どうなのだろうか?

「私もそのへんは気になって、じっくり見てみました。さすがに、マジックミラーではなかったみたい。まあでも、盗聴ぐらいはされていてもおかしくない感じはしましたね。それにしても、絢爛たる外観と比べて、部屋の中はそうでもなかったです。ドライヤーも壊れていたりしましたから」

盗聴や盗撮の可能性を完全に否定することはできないようだ。不安と期待が交錯しながら、同記者の北朝鮮道中は続く……。

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